政府は19日発表した6月の月例経済報告で、国内景気の判断を「新型コロナウイルス感染症の影響により、極めて厳しい状況にあるが、下げ止まりつつある」とした。緊急事態宣言の全面解除で経済が動き始めたことを踏まえ、落ち込みに歯止めがかかったとして前月までの「悪化」の文言を削除した。

 19日から都道府県をまたいだ移動の制限が全面的になくなり、経済活動は一段と活発になる。月例報告では先行きについて「持ち直しに向かうことが期待される」と見通す一方で、「国内外の感染症の動向を注視する必要がある」と第2波の襲来に警戒感を示した。景気判断の上方修正は2年5カ月ぶり。