【ワシントン共同】米下院で18日、19世紀の南北戦争で奴隷制を支持した南軍の高官や将官を務めた元下院議長4人の肖像画が撤去された。ペロシ下院議長(民主党)が奴隷解放記念日の19日を前に「民主主義の神聖な殿堂に南軍の暴力的な偏見や人種差別を体現した人物を記念する場所はない」と撤去を指示した。

 歴代の下院議長経験者の肖像画は議長室のロビーや廊下などに掲げられている。白人警官による黒人男性暴行死事件を受け、人種差別解消に向けた取り組み強化を求める意見が強まっており、ペロシ氏は「われわれは模範を示さなければならない」と述べた。