昨年7月の参院選広島選挙区を巡る買収事件で逮捕された前法相の衆院議員河井克行容疑者(57)と妻の参院議員案里容疑者(46)が、陣営関係者らとやりとりしたLINE(ライン)の記録の一部を消去した疑いのあることが19日、関係者への取材で分かった。東京地検特捜部は、買収に関する証拠隠滅を図った疑いがあるとみて調べている。

 案里議員が取り調べに対し「違法な行為をした覚えはない」と否認していることも分かった。19日に接見した弁護人が明らかにした。

 事件は東京、広島の両地検が共同で捜査。関係者によると、特捜部は消されたラインのデータを復元して捜査を進めている。