全国銀行協会(全銀協)の三毛兼承会長(三菱UFJ銀行頭取)は18日の定例記者会見で、新型コロナウイルス対策として5月に始まった民間金融機関による実質無利子・無担保融資の融資決定額が、5月末時点で約1兆3600億円に上ったと明らかにした。集計の対象は全銀協加盟の112行。

 「リーマン・ショック時以上の影響が出ていると言えるかもしれない」と述べ、企業の資金繰り支援を強化する考えを示した。受付件数は約14万件に達し、約6万8千件の融資を決めたという。

 三毛氏は日本経済の先行きに関し「回復ペースは緩やかにならざるを得ない」と指摘した。