【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)欧州委員会は17日、EU企業買収の規制強化に向けた政策文書を公表した。域外の国から一定額以上の補助を得ている企業がEU企業を買収する際、審査を義務化し、問題があれば買収を阻止する権限を欧州委に与える。特に中国から欧州企業を防衛する狙いがあるとみられている。

 関係者の意見を9月下旬まで募った後、法制化を進める方針。欧州委のベステアー執行副委員長は「欧州繁栄の鍵を握るEU単一市場は、競争条件を公平にすることで機能する」と指摘し、域外国の影響力行使の可能性に「警戒を緩めてはならない」と強調した。