神戸大や理化学研究所のチームは17日、開発中の次世代スーパーコンピューター「富岳」を使った電車や室内での飛沫の拡散予測を公開した。新型コロナウイルスの感染リスクを低減する方法を調べる研究で、電車では窓開けも有効だが混雑を避けることが一番と判明。オフィスでは頭の高さまである仕切りや、人と人が正対しない席の配置が大切だとした。

 坪倉誠神戸大教授らは、窓の開閉のほか人や物の配置といった条件を変えながら、空気や飛沫の動きを計算。電車では、混雑時もすいている時も窓を20センチほど開けると換気が進み、一般的なオフィス程度の環境に近くなる。