横浜港・山下ふ頭へのカジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致に反対する横浜港運協会の藤木幸夫会長(89)は17日、横浜市内の会合で「8月で90歳になる。身を引いて新しい体制をつくってもらう」と述べ、退任を表明した。今後は相談役となり、長男幸太氏(65)が後任を務める。一方、港湾事業者らでIR誘致反対を掲げる「横浜港ハーバーリゾート協会」の会長職は続投が決まった。

 藤木氏は政財界に豊富な人脈を持ち「ハマのドン」と呼ばれる。カジノによるギャンブル依存症の弊害を指摘し、誘致反対を「貫かなければならない」と強調。誘致に前のめりな林文子市長や政府を強く批判した。