2018年に4カ月続いた米ハワイ島のキラウエア火山の噴火は、直前の3カ月に降った2250ミリの豪雨が引き金になったとの研究結果を米マイアミ大の研究グループが17日までに発表した。気候変動によって増加する豪雨が噴火に与える影響を考慮するべきだと提案している。

 一方で京都大桜島火山観測所(鹿児島市)の井口正人教授は、18年のハワイに匹敵する雨を1993年に桜島でも観測したが、この年の噴火はむしろ少なかったと指摘。「桜島のように海に近い火山では雨水は海に抜けるだろう。雨が火山に影響するとしても、山の大きさや位置によって違うのでは」としている。