【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会は16日、内戦下のシリア情勢に関する公開のオンライン会合を開き、米国のクラフト国連大使は、トランプ米政権が17日、シリアのアサド政権に経済制裁を科すことを明らかにした。「アサド政権が軍事的に勝利するのを妨げるため断固たる手段を取る」と語った。

 クラフト氏は会合で「アサド政権が大規模な残虐行為や人権侵害を行うのに使う収入を断つ」のが狙いだと強調した。シリアを支えるロシアのネベンジャ国連大使は「シリアの正統な政権を打倒するのが目的だ」と反発。中国の張軍国連大使は「コロナ流行に苦しむ国に対する制裁は非人道的だ」と非難した。