【ワシントン共同】トランプ米大統領は16日、ホワイトハウスで、白人警官による黒人男性暴行死事件を受けて要求が高まっていた警察改革に関する大統領令に署名した。黒人への差別的な対応を解消するため、各地域で異なる拘束時などの行動基準について、より改善された最新のものを適用するよう全国の警察に求めた。

 署名に先立つ演説でトランプ氏は「犯罪の抑制と、警察の行動基準の向上は相反するものではない」と強調した。事件を機に問題視されている警察の構造的な差別には言及せず、抜本的な改革を求めるデモ参加者らの理解を得られるかどうかは不透明だ。