【モスクワ共同】北方領土を事実上管轄するロシア極東サハリン州は16日、択捉島の瀬石温泉(ロシア名ガリャーチエ・クリュチ)村で、島外から来た軍人4人の新型コロナウイルス感染が確認され、村に非常事態を導入したと発表した。

 4人は軍用機でサハリンを経由して択捉島入り。極東ハバロフスクで治療を受けているという。感染者と接触があった67人を特定し隔離措置を取ったが、うち7人に感染症の症状があり入院した。

 非常事態により警察が村への立ち入りを制限し、道路の通行を封鎖した。同村にはロシア軍の第18機関銃・砲兵師団の駐屯地があり、村民の大半は軍人やその家族。