兵庫県姫路市で2001年に起きた郵便局強盗事件で、懲役6年の実刑判決が確定し服役した40代のナイジェリア人男性が求めた再審請求の差し戻し審で、神戸地裁は16日までに請求を退ける決定をした。15日付。男性は大阪高裁に抗告する方針。

 男性側は、兵庫県警や神戸地検姫路支部が、郵便局の防犯カメラ映像を改ざんし、現場で見つかった毛髪が男性と特徴が似ていないとする鑑定結果を隠蔽したなどと主張していた。飯島健太郎裁判長は決定理由で、証拠の偽造や改ざんがあったとは認められないと認定。毛髪の鑑定結果については、新たな証拠ではなく再審を開く理由にはならないと判断した。