厚生労働省は16日、新型コロナウイルス感染拡大に関連した解雇や雇い止めは見込みを含めて12日時点で2万4660人と発表した。正社員と非正規労働者の雇用形態別に集計を始めた5月25日以降では、1万2748人のうち非正規労働者が6944人で54%を占めた。

 パートや契約社員といった非正規労働者の働く人に占める割合は36%。新型コロナの感染拡大で企業業績が悪化する中、非正規労働者が「雇用の調整弁」とされている実態が浮き彫りになった。

 厚労省が2月から、各地の労働局やハローワークに相談があった事業所の報告に基づき集計した。今月5日時点より全体で3727人増えた。