西日本高速道路(大阪市)の男性社員=当時(34)=が2015年に過労でうつ病を患い自殺した問題で、神戸第2検察審査会は16日までに、業務上過失致死容疑で告訴された元上司ら8人を不起訴とした神戸地検の処分について、不当と議決した。3月25日付。

 議決理由では、新しい部署に来て長時間勤務になった男性がうつ病を発症して自殺する可能性は予想できたとして「検察官が長時間労働と自殺に因果関係がないというのは納得できない」と指摘。会社側が労働時間をパソコンの記録などで確認しなかったとして、安全配慮義務を怠ったと結論付けた。