【モスクワ共同】ロシアの有力紙ベドモスチで、プーチン政権批判を禁じた編集長と記者らが対立していた問題で、同紙の親会社が編集長の残留を決定、反発した多くの編集幹部や記者が退職を表明したことが16日分かった。メディア統制が強まるロシアで、政権批判も辞さない報道を貫いてきた同紙の編集方針が大きく変わりそうだ。

 ベドモスチは5月末に新たな発行者に売却された。売却話が持ち上がった3月、新編集長シマロフ氏と記者らの対立が表面化。シマロフ氏は大統領府の意向だとして、プーチン大統領続投を可能とする憲法改正案を批判する記事や、独立系調査機関の世論調査結果の掲載を禁止した。