日銀は16日、2日目の金融政策決定会合を開き、新型コロナウイルス感染症で打撃を受ける中小企業などへの資金繰り支援策を拡大することを決めた。企業への支援を拡充している政府と協調し、融資を担う銀行への資金供給など日銀の支援策の総額は75兆円から110兆円規模に増える。短期金利をマイナス0・1%、長期金利を0%程度に誘導することを柱とする大規模な金融緩和策は維持した。

 日銀は会合後に公表した決定文で、景気判断を4月に示した「厳しさを増している」から「極めて厳しい状態にある」に変更した。雇用・所得環境は「弱めの動きがみられている」と分析した。