【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)は15日、ポンペオ米国務長官を招いてテレビ会議形式の外相理事会を開き、米欧と中国の摩擦が強まっている問題を巡り協議した。EU外相に当たるボレル外交安全保障上級代表は会議後の記者会見で、中国の世界的な影響力増大や香港問題などに対処し「共通の利益と価値観」を守るための米欧対話の開始を呼び掛けたと明かした。

 トランプ米政権とEUはイラン核問題や中東和平問題、通商などを巡って溝が深く、米側が対話に応じるか否かは不透明だが、ポンペオ氏は会議後「中国やロシアなどの権威主義的政権と対峙する上で、米欧関係は極めて重要だ」と訴えた。