札幌管区気象台は15日、北海道の十勝岳で12~13日に現地調査を行ったところ、火口内の地熱域の拡大と温度の著しい上昇を確認したと発表した。ただ、噴火の兆候は見られないとして、噴火警戒レベルは1の「活火山であることに留意」を維持した。火口付近は火山ガスの濃度が高い可能性もあるとして、立ち入らないように呼びかけた。

 気象台によると、火口内の温度を調べたところ、昨年6月時点では約200度だったが、今月13日には約400度に上昇していた。

 また、この付近では同7~15日未明に明るく見える現象が観測された。気象台は高温の火山ガスの噴出などが原因とみている。