中国電力は15日、松江市の島根原発3号機に、フィルター付きベント(排気)設備を設置する作業現場を報道陣に公開した。深刻な事故が起きた場合に放射性物質を除去しつつ、原子炉格納容器内の圧力を下げて破損を防ぐ。

 中国電によると、金属フィルターにより、蒸気に含まれる粒子状の放射性物質などを除去する。この日設置されたのは高さ約8メートル、内径約2メートルの円筒形の設備で、クレーンでつって、地下の格納槽に搬入した。同様の設備は、既に2号機に取り付けている。

 島根原発は、2号機の再稼働、3号機の新規稼働を目指して原子力規制委員会の新規制基準への適合性審査を受けている。