国産初のジェット旅客機スペースジェット(旧MRJ)を手掛ける三菱航空機(愛知県豊山町)は15日、開発規模の縮小と体制の刷新を正式に発表した。開発責任者の交代に加え、国内外の約2千人の従業員を半分以下に削減。海外拠点は米ワシントン州の試験拠点を除いて全て閉鎖する方針だ。

 親会社三菱重工業の業績悪化と新型コロナウイルス流行による世界的な航空機需要の落ち込みに伴い、体制を大幅に縮小し、設計の確認や飛行試験データの検証に注力する。スペースジェットはこれまでに6度、納期を延期しているが、規模の縮小で開発期間のさらなる長期化の懸念も出てきた。