マイナンバー制度はプライバシー権を侵害し違憲だとして、福岡、鹿児島県在住の男女20人が個人番号の利用差し止めなどを国に求めた訴訟の判決で、福岡地裁(立川毅裁判長)は15日、請求を棄却した。

 全国8地裁に起こされた訴訟で6件目の判決。これまでの5件はいずれも請求を棄却している。

 住民側は、秘匿性の高い情報を同意がないまま収集される可能性があると指摘。番号漏えいの恐れもあると訴えた。国は、個人番号自体はプライバシー情報を含んでいないとし、安全対策も十分だと主張した。

 マイナンバー制度は行政の効率化を目的に2016年1月に始まり、社会保障や税などで活用される。