名古屋高裁長官に着任した永野厚郎氏(64)が15日、名古屋市内で記者会見し、「裁判所の使命はいつの時代も法的問題の適正、迅速な解決だ。新型コロナウイルスの時代に、感染拡大防止と調和する形で使命を果たしていけるよう緊張感を持って執務に当たりたい」と抱負を語った。

 就任は5月8日付で、着任は同18日。新型コロナウイルスの影響で会見を見合わせていた。

 永野氏は「以前から取り組む民事裁判のIT化が一層進み、電話やテレビでの会議で期日を代替することで、実際に集まる期日を減らすことが期待される」とも述べた。

 京都府宇治市出身で京大卒。