【北京共同】中国国家統計局が15日発表した5月の工業生産は、前年同月比4・4%増だった。新型コロナウイルス感染症の拡大で停滞した生産活動の回復が進み、2カ月連続で前年実績を上回った。上昇率は前月から0・5ポイント拡大した。

 自動車やコンピューター関連での伸びが目立った。ただ輸出向けの受注は不振。統計局は回復基調を強調する一方で、新型コロナのパンデミック(世界的大流行)を踏まえ「困難な要素は依然として多い」と警戒感を示した。

 同時に発表した工場やオフィスビルなどへの1~5月の固定資産投資は前年同期比6・3%減となり、1~4月から下落率が縮小した。