内閣府は15日、福岡など8県23施設で構成する世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」に関する「産業遺産情報センター」(東京都)を一般公開した。展示では「軍艦島」と呼ばれる端島炭坑(長崎市)などで戦時徴用された朝鮮半島出身者が働いていた事実を当時の公文書のデジタルアーカイブで明示する一方、差別的対応はなかったとする在日韓国人2世の元島民の証言も紹介。同日付の韓国主要紙は強制労働の被害が明確に説明されていないと批判した。

 世界遺産登録に際し、韓国側は一部施設で朝鮮半島出身者が強制的に働かされたと主張。日本政府は遺産の全体像を説明する施設の設置を表明していた。