【サンパウロ共同】ブラジルが12日、新型コロナウイルスの死者数で米国に次ぎ世界で2番目となった。感染者数も世界最多の米国に次いで多いにもかかわらず、感染対策による自粛疲れから各地で商業施設が再開されるなど「日常生活」が戻りつつあり、専門家らが懸念を示している。

 商業規制の影響で、ブラジルの1~3月期の国内総生産は前期比1・5%減。

 全国で感染者・死者数が最も多いサンパウロ州などは、市民や経済界からの悲鳴に押される形で規制緩和に踏み切った。しかし米ワシントン大の研究所の予測によると、このままのペースならブラジルの死者は7月下旬に米国を抜く可能性がある。