日本の遠洋マグロはえ縄漁船十数隻が、南アフリカやペルー、スペインといった海外の寄港先で足止めの状態になっていることが12日、分かった。船の定期的な修繕で立ち寄り、船員が日本に一時帰国した後、各国の新型コロナウイルスの感染拡大防止措置により再入国できなくなったためだ。

 日本かつお・まぐろ漁業協同組合によると、体調不良で帰国した機関士の交代要員が入国できないため、船員が下船もできず、操業もできないまま船内にとどまっている船も1隻ある。

 水産庁は外務省を通じて、各国に入国を認めるよう働き掛けているというが、具体的な解決策は見えていない。