【ベルリン、ローマ、パリ共同】欧州連合(EU)各国は15日以降、新型コロナウイルスの流行を受け3月中旬に封鎖した国境を開放し、欧州の観光客を再び受け入れる。夏のバカンス期が迫る中、EUの「移動の自由」を確保し市民生活の正常化と打撃を受けた観光業の回復を狙う。日本など欧州外の観光客は原則7月以降に受け入れる。

 「大きな希望と期待が込められた決定だ」。ドイツ政府は3日、欧州各国への渡航延期勧告を解除すると閣議決定し、マース外相は報道陣に成果を語った。国内の新規感染者は大きく減り、5月中旬から隣国との国境検問を緩和してきた。16日には国境を開放する。