サンリオは12日、創業者の辻信太郎社長(92)が退任し、孫の朋邦専務(31)が昇格する7月1日付の人事を発表した。社長交代は1960年の創業以来初めて。信太郎氏は代表権のある会長に就く。新体制の下で、物販事業のオンライン化や海外事業の強化を進める。

 同日発表した2020年3月期連結決算は、売上高が前期比6・5%減の552億円、純利益は95・1%減の1億9100万円だった。新型コロナウイルスの影響でテーマパークを臨時休業したことが響いた。

 朋邦氏は東京都内で記者会見し「デジタル化で物販ビジネスを抜本的に改革したい」と強調した。