政府は12日、新型コロナウイルスの影響で中断していた米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古で移設工事を再開し、沿岸部に土砂を投入した。沖縄県の玉城デニー知事は記者会見で「大変遺憾だ」と述べ、改めて移設に反対の姿勢を表明。政府は埋め立て工事を推進する予定で、反対派の市民らは反発を強めた。

 工事の再開は7日の沖縄県議選から5日後。玉城氏は会見で県議選の結果に触れ「辺野古新基地建設に反対する候補が過半数を占め、改めて反対の民意は明確になった」と強調し、政府の対応を批判した。

 海上では12日午前、土砂運搬船3隻が台船に横付けし、土砂を積み替えた。