環境省は11日、有害性が指摘されている有機フッ素化合物の一種「PFOS」「PFOA」が全国13都府県の河川など37地点で、国の暫定目標値を超えて検出されたと発表した。4月にこれらの化合物を含む泡消火剤が流出した米軍普天間飛行場のある沖縄県宜野湾市でも湧き水計3地点で超過した値が検出された。

 これらの化合物は、長期間の飲用で、健康に害を及ぼす恐れもあるとされ、環境省は5月に暫定目標値を定めたが、罰則規定はない。同省は飲用しないよう各自治体に注意を呼び掛ける。

 有機フッ素化合物は極めて分解されにくく、環境中や取り込んだ生き物の体内に長く残留する。