レーザー光線を使って宇宙空間を漂うスペースデブリ(宇宙ごみ)を取り除く人工衛星を開発すると、衛星通信大手「スカパーJSAT」が11日、発表した。運用中の衛星との衝突事故を防ぎ、事業化する狙いで2026年のサービス開始を目指す。

 ごみは運用を終えた人工衛星や、打ち上げの際に切り離したロケットの上段などで、地球の周りを回っていて地上に落ちてこない物体。計画ではこれらにレーザー光線を繰り返し照射して軌道を変え、大気圏に突入させる。突入によりごみは燃え尽きる。

 宇宙ごみは年々増え続け、小さいものも含めると1億個超が浮遊しているとみられ、近い将来対処が必要になる。