紳士服大手の「はるやま商事」と「はるやまホールディングス」(ともに岡山市北区)が2014年の消費税増税以降、店舗や駐車場の賃料に増税分約2800万円を上乗せして支払っていなかったとして、公正取引委員会は10日、消費税転嫁対策特別措置法違反(買いたたき)で、増税分の支払いと再発防止を勧告した。

 公取委によると、2社は消費税の8%への増税以降、昨年10月の10%への引き上げ後も含め、店舗用の建物や駐車場を自社に貸している36事業者に対し、増税分を上乗せせず賃料を支払っていた。14年4月から昨年11月までの未払い額は計約2800万円に上る。