みずほフィナンシャルグループの坂井辰史社長(60)は10日までに共同通信のインタビューに応じ、新型コロナウイルスの感染拡大により、傘下のみずほ銀行が国内外の企業から受けた融資依頼が計17兆円に上ったと明らかにした。3月末の貸出金残高の約2割に当たる巨大な規模で、既に10兆円を実行したという。

 坂井氏は「大企業は落ち着いたが、中堅・中小企業は全く状況が変わっていない」と述べ、中小などは資金繰りが依然窮迫していると説明。「(平時なら)金繰りの問題がないはずの企業に問題を及ばせないのが大事だ」と強調し、積極的な支援を継続する考えを示した。