ビール大手4社が10日発表した発泡酒や第三のビールを含むビール類の5月の販売実績によると、4社とも前年同月比で減少した。減少幅は4~22%。新型コロナウイルスに伴う外出自粛の影響で、3、4月に続き、業務用ビールの需要が落ち込んだことが響いた。

 5月は政府による緊急事態宣言が、14日の39県を皮切りに25日には全面解除となり、居酒屋など飲食店の営業再開が相次いだ。「業務用の落ち込みは依然として厳しいが、4月と比べると回復傾向にある」(キリンホールディングス広報)という。

 外出を控えて自宅で過ごす「巣ごもり消費」により、家庭向け缶商品は伸びた。