【ワシントン共同】国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事は8日、共同通信の書面インタビューに応じ、新型コロナウイルスの大流行で落ち込んだ世界経済の立て直しには「各国の協調態勢が必要だ」と訴えた。景気の早期回復に向け追加の財政出動など政策の拡充を促した。

 ゲオルギエワ氏はコロナ感染拡大や、外出制限などの封じ込め策により経済活動は「ほぼ完全に停止した」と分析。景気失速を「他に類を見ない危機」と表現した。

 IMFは今年の成長率をマイナス3・0%と予測。来年には世界経済がV字回復すると見込むが、感染状況などに左右され「不確実性は非常に大きい」と語った。