相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者ら45人が殺傷された事件で、控訴を取り下げ横浜地裁の死刑判決が確定した元職員植松聖死刑囚(30)の弁護人が、取り下げを無効とするよう地裁に申し入れていたことが8日、関係者への取材で分かった。

 関係者によると、一審弁護人が4月2日、取り下げの効力を争う旨の申し入れ書を地裁に提出した。

 3月16日の横浜地裁の裁判員裁判判決は、求刑通り死刑を言い渡し、27日に弁護人が控訴。しかし、30日に植松死刑囚が控訴を取り下げ、判決が確定していた。

 植松死刑囚は判決後も、弁護人が控訴したとしても取り下げると話していた。