一般社団法人「四国八十八ケ所霊場会」(香川県善通寺市)は8日、新型コロナウイルスの感染を防ぐために納経所を閉鎖している各寺に対し、11日から再開するよう要請した。四国4県の感染状況が落ち着いてきたことと各寺の意見を勘案して決めた。

 霊場会は4月18日、各寺に納経所を閉めるよう要請。大半の寺が順次閉鎖していた。例年だと大型連休は一年を通じて最も多くの巡礼者が訪れる時期で、お遍路さんが納経帳に朱印を押してもらう際に支払う納経料300円は寺の貴重な収入源だった。

 霊場会の会長を務める甲山寺(善通寺市)の大林教善住職は「納経所の閉鎖は各寺に痛手だった」と話した。