菅義偉官房長官は8日の記者会見で、政府が進めている全世帯への布マスク配布について、6日時点で配布を終えたのは東京都内での約560万枚にとどまっていると説明した。不良品が見つかったことで納入元が回収や検品の強化に動いたため、計画は全体的に遅れている。

 来週から新型コロナウイルス感染症の重点対策が必要な「特定警戒都道府県」への配布を開始し、これまで通り5月中の配布完了を目指すという。菅氏は8日午前の会見で、マスクの需給環境が徐々に改善しているとの認識を示したが「必要な量をいつも手に入れられる状況にはなっていない」として、布マスク配布を継続する考えを強調した。