和歌山県高野町の高野山真言宗総本山金剛峯寺は3日、新型コロナウイルスに感染して亡くなった人を弔い、日常生活を取り戻せるよう祈念するため、壇上伽藍の金堂で物故者追悼法会を、隣接する根本大塔で早期終息祈願法会を営んだ。

 午前9時、導師を務める葛西光義管長(87)ら山内の住職約30人が高野山の総本堂・金堂に着座し、2時間にわたって経を唱えた。添田隆昭宗務総長(73)が願文を読み上げ、犠牲者に鎮魂の祈りをささげた。根本大塔では高野山真言宗南院(同町)の住職ら僧侶約15人が参集、早期終息を願う読経が響いた。