1300年以上続く伝統漁の「長良川鵜飼」が22日夜、岐阜市で始まった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で予定より11日遅れた。感染防止のため、漁を間近で楽しめる観覧船の運航は中止となり、開幕を知らせる花火も取りやめた。

 鵜飼いは例年5月11日~10月15日に行われるが、感染拡大を受けて開幕が延期された。天気以外の理由で漁の開幕が遅れたのは戦後初めてという。

 いつもとは違う鵜飼い開きにも、鵜匠の杉山雅彦さん(60)は「漁は私たちの職責。夏の日常風景に一歩近づき、地元の人が少しでもほっとしてくれたら」と意気込みを語った。