麻生太郎財務相と日銀の黒田東彦総裁は22日午後、新型コロナウイルスへの対応を巡り「事態収束のためにあらゆる手段を講じ、収束後に日本経済を再び確かな成長軌道に回復させるため、一体となって取り組んでいく」との共同談話を出した。両者が共同談話を出したのは、英国の欧州連合(EU)離脱を巡って市場が混乱した2016年6月以来3年11カ月ぶり。

 日銀は22日午前に臨時の金融政策決定会合を開き、コロナで打撃を受けた中小企業などへの最大約30兆円に上る資金繰り支援策の導入を決定。

 臨時会合後、麻生氏と黒田氏は東京都内で会談し、経済下支えに向け緊密な連携を確認した。