福島県飯舘村が、東京電力福島第1原発事故で国が指定した村内の帰還困難区域の全域で、2023年春までに避難指示を解除するよう国に要望していることが20日、村への取材で分かった。

 同区域内にある特定復興再生拠点区域は23年春までの避難解除を目指している。村は復興拠点とは別に「復興公園」を整備し、現在の帰還困難区域の全てを同じ時期に自由に行き来できるようにしたい考えだ。

 飯舘村は全村避難となり、17年春に大部分で避難解除となったが、長泥地区は原則立ち入り禁止の帰還困難区域となっている。国は同地区の一部を復興拠点に認定し、除染や整備を進めている。