三菱電機へのサイバー攻撃で、防衛省が研究を進める最新鋭の「高速滑空ミサイル」の性能に関する情報が、同社から漏えいした疑いがあることが20日、関係者への取材で分かった。防衛省は、サイバー攻撃の全容について調査を続けている。

 関係者によると、漏えいした可能性があるのは、ミサイル試作品の製作に関する入札の際、企業側に求めた性能などの情報。慎重な取り扱いが必要な「注意情報」に当たるとみられる。三菱電機は受注できず、別の企業が契約した。

 高速滑空ミサイルは、超音速で複雑な軌道を飛行し、敵の防衛網を突破するとされる。防衛省は、2018年度から研究を始めている。