【北京共同】中国の王受文商務次官は18日、記者会見で世界貿易機関(WTO)のアゼベド事務局長の辞意表明について、アゼベド氏の意思を尊重し「中国はWTOのメンバーとして正常な運営に努力する」とWTO支持を強調した。

 その上で「保護主義、単独主義に反対する」と述べ、名指しは避けながらトランプ米政権を暗にけん制した。トランプ氏はWTOが中国を優遇していると繰り返し批判。今後を巡っても両国の対立が深まりそうだ。

 王氏は、国際的なサプライチェーンが新型コロナウイルスの感染拡大で深刻な打撃を受けたと指摘。WTOは保護主義を阻止する役割を果たしたと評価した。