将棋プロ公式戦の指し手を記録する「棋譜」を自動的に作成するシステムの本番運用が16日、東京都渋谷区の将棋会館で行われたリコー杯女流王座戦1次予選でスタートした。記録係が無人化でき、新型コロナウイルス感染拡大防止にも一役買うことになった。

 このシステムは記録係の人員不足解消が目的で、日本将棋連盟と事務機器大手のリコーが共同開発。人工知能(AI)を活用し、天井に設置したカメラで盤面を撮影、動いた駒を自動で読み取っていく。消費時間も計測、自動音声で終盤の残り時間を知らせる「秒読み」も行うことができる。

 当面は女流王座戦のみで使用される。