「津軽鉄道はまだ大丈夫、そう思っていませんか?」―。冬の風物詩「ストーブ列車」で知られる日本最北端の私鉄、津軽鉄道(青森県五所川原市)が、厳しい経営状況を訴えるポスターを駅や車内に張り出した。同社は「苦境を知ってもらい、地元からの支援や利用客増につなげたい」と望みを託す。

 津軽地方の南北20・7キロを結ぶ津軽鉄道は、1930年の開通以来、市民の足として親しまれてきた。ところが近年、少子化や車利用の増加で利用客は減少の一途に。昨年度収入はピーク時の3分の1(約1億2千万円)となり「今年は新型コロナウイルスの影響でさらに大変」(担当者)。