平和学習を支援する市民団体「ピースバトン・ナガサキ」(長崎市)が、長崎原爆資料館や爆心地公園などの見学を疑似体験できる動画を製作し、動画投稿サイト「ユーチューブ」で配信している。自宅で原爆について学べる新たな教材で、同団体の調仁美代表(58)は「子どもたちが平和を考えるきっかけになれば」と期待する。

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて資料館の臨時休館が決まった4月、被爆体験の継承機会が失われるのを懸念して企画。調さんの3歳の孫がユーチューブを利用するのを見て「ネットなら子どもの興味を引けるかも」とひらめいた。