厚生労働省は15日、新型コロナウイルスの感染拡大で勤め先から休業手当が支払われない労働者に向けた新たな給付金について、中小企業の労働者に賃金の8割程度を支給する方針を固めた。本人がハローワークに申請して受け取る。無給で休まざるを得ない労働者の生活を直接支援する。

 政府は、休業手当を支払って労働者を休ませた企業に「雇用調整助成金」を支給し雇用維持を促す。だが助成金の手続きの煩雑さなどから手当を払わない企業が発生し、問題となっている。

 与党内には、より高い割合の給付を求める声もあったが、他の制度との釣り合いを重視した。