【パリ共同】フランスのメディアは15日、南部マルセイユに住む男児(9)が、主に乳幼児がかかる「川崎病」のような症状を示して死亡し、新型コロナウイルスへの感染が判明したと報じた。米英両国で既に同様の死亡例があるが、フランスでは初めてという。

 男児は自宅で心停止を起こして病院へ搬送され、9日に亡くなった。新型コロナ感染を示す症状はなかったが、血液中に抗体が確認された。

 血管に炎症が起こる川崎病の発症と新型コロナの関連が指摘されており、フランスでは3月から125人の事例が把握されている。一方、医師らは「件数は少ない」として、過度に不安がらないよう呼び掛けた。