上場企業の2020年1~3月期の純損益合計が、全33業種のうち鉄鋼や空運など10業種で赤字になったことが15日、分かった。新型コロナウイルスの感染拡大で世界的に経済活動が停滞したことが響き、全体では前年同期比66・8%の減益。14日までに業績を開示した3月期決算企業889社をSMBC日興証券が集計した。

 東京証券取引所第1部に上場する企業が対象で、開示率は60・2%。20年3月期の通期では前期比16・0%減と、米中貿易摩擦などの影響を受けた19年3月期に続き悪化した。2年連続の減益は、第2次安倍政権が12年に発足して以降初めて。